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2021年12月21日
水のつながりプロジェクト10周年記念式典
川上村と大和平野土地改良区共催の「水のつながりプロジェクト」が今年で10年目を迎えました。
過去の取組みでは、台風や大雨で交流体験が開催できなかったことや、最近では害虫の被害もありました。この9年間で気候変動の影響も少なからず感じながらプロジェクトが歩んできました。
しかし、どんなときでも『水土里の会』のみなさんによってしっかりと準備と管理をいただきました。そのおかげで、年末には一度も欠かさず、参加校に収穫したお米を届けることができました。お米をいただくことで感謝とともに、農家さんの苦労、そして水の大切さとつながりを学校や児童に考えていただくことを続けてきました。
そこでこの機に、10年目という節目ということもあり、令和3年12月17日(金)、一足早く10周年記念式典を当区の大会議室にて行いました。
式典は、第1部がお米の贈呈式、第2部がしめ縄作り体験の2部構成で執り行いました。
【第1部 お米の贈呈式】
当区からは金澤理事長、川上村からは栗山村長、10年続けてきた思い、そしてこれからもプロジェクトを続けていく意気込みについて述べられました。
来賓としまして、橿原市から、亀田市長をはじめ、市議会の西岡議員、教育委員会の深田教育委員長、他市役所の職員の方もご出席して下さりました。
奈良県からは農村振興課の長谷川課長もご出席して下さりました。
お米の贈呈では、水土里の会から川上小学校・香久山小学校の各校代表の児童へ直接お米をお渡ししていただきました。
お米をいただいた児童は感謝の言葉を伝えていました。
式典の途中では、2018年に、このプロジェクトのためだけに作っていただいた楽曲「水の旅のはなし」を松谷先生が披露して下さりました。
式典の閉会には、川上村教育委員会の弓場教育長よりご挨拶をいただき、その後、児童たちと関係者とで記念撮影をしました。
【第2部 催し】
第2部の催しは、橿原市田中町の水土里の会主催による「しめ縄作り体験」を行いました。
水土里の会では、毎年しめ縄作りを実施しているそうですが、年々規模も小さくなり、しめ縄を作ることが出来る人も少なくなってきているそうです。
この体験を通じて、しめ縄作りの後継者ができるかもしれませんね。