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国営事業
十津川・紀の川総合開発計画の一環として、大和平野地域10,320ha(内畑地846ha)、紀伊平野地域10,720ha(内畑地2,297ha)の農業用水を補給するために、水源施設として、大迫、津風呂、猿谷(旧建設省施工)山田の4ダムをはじめ、頭首工、導水路、幹線水路等が国営土地改良事業として建設された。
国営十津川紀の川土地改良事業
- 工期 昭和27年4月~昭和60年3月
- 造成施設 大迫ダム、津風呂ダム、下渕頭首工・大和平野導水隧道・新六ヶ頭首工他
国営大和平野土地改良事業
- 工期 昭和33年10月~昭和50年3月
- 造成施設 大和平野東部幹線水路、西部幹線水路
県営事業
下渕頭首工により吉野川(紀の川)から取入れられた用水を大和平野地区内へ配水するため、国営東西幹線水路に付帯する支線・末端用水路等のうち、末端支配面積50ha以上のものを県営土地改良事業として建設された。
県営大和平野土地改良事業
- 工期 昭和31年4月~昭和62年3月
- 造成施設 水路L=97,118m、頭首工4ケ所、揚水機場2ケ所